てんかんの患者の学校生活、たばこは発作の原因か

2019年07月16日
人間の脳

たばこはてんかん発作を引き起こす誘引にはならない、とされています。
また、抗てんかん薬にも影響を与えないとされています。

ただし、てんかん発作はリラックスしている時に起こることが多いので、ほっとしてたばこの火をつけて、そのまま発作で倒れてしまうと火事を出してしまう恐れもあります。
直接影響を与えることはないですが、発作が起きた時に危険なので注意したほうがいいでしょう。
また、たばこ自体が体によくないものなので、なるべく吸わないのが理想です。

てんかんだと普通の学校生活を送れないと思われがちですが、そんなことはありません。
ほとんどのてんかん発作は、抗てんかん薬を飲んでいれば発作を防ぐことができます。
ただ、抗てんかん薬は強い眠気を催すものが多いので、その眠気の影響で学業に支障が出てしまう可能性はあります。

そういう時に、眠くなるのが嫌だから勝手に薬の服用をやめてしまう患者さんもいますが、これはとても危険です。
薬の作用で発作が抑えられているだけなので、飲まなければ発作が再発する危険性があるからです。
もし眠くて勉強ができないという場合には、主治医に相談して眠くなりにくい薬に変えてもらうなどして対策しましょう。
しばらく発作が出ていないからといって、勝手に薬の服用をやめてしまうのは危険です。

逆に言えば、薬を飲んで発作を予防することができれば、普通に学校生活を送ることができるということです。
また、周囲も病気のことを理解することが大切です。

てんかんは身近な病気な病気で、誰がいつかかってもおかしくないです。
もし発作が起きてしまったとしても、周囲が病気について理解できていれば正しく対処できて、危険を回避できる可能性も高まります。