Month: July 2019
先天性のてんかんと知的障害について

脳の病気の一つとしててんかんがあります。 これは大脳が電気的な信号を受けて異常に反応してしまい興奮状態となり、それが大脳全体に伝わってけいれんや意識を失うといった発作をおこしてしまうのです。 てんかんという病気はそれほど珍しいものではなく100万人ほど患者がいるといわれている病気なのです。 割合で言えば100人に一人程度発症してしまう病気です。 年齢別に見るとそのほとんどが3歳までの幼児期に発病することが多くてんかんによる発作を繰り返してしまうことがあります。 幼児期に発病したてんかんは治癒することも多いのです。 成人になってから発症することがありますが、これは過去に脳になんらかの障害があったような場合に発病することが多いのです。 高齢者になってから発病するものも同様です。 特に成人になってから発病すると発作の症状は幼児期ほど頻度は少ないのですが数分間意識を失うけいれんするなど症状が重たい場合が多いのです。 高齢者の場合は発作をおこしてしまうと数分間の記憶がないといった痴呆症のような症状が現れることがあります。 幼児期に発病するてんかんは先天性のものが多くてんかんになりやすい脳が原因ということがあります。 幼児期の発作が長く続いてしまうと知的障害を起こすこともあるために早めに医療機関で治癒することが大切です。 成人になってから発病するてんかんは脳の障害といった後天性のものが多くなり、脳炎や脳梗塞などの病気をしたり、脳挫傷や頭の怪我など脳に損傷があった場合に成人になってから発病することがあります。 これは先天性のような知的障害のリスクは少ないですが、記憶障害を起こすこともあるため、薬による治療を続けることです。

2019年07月31日
てんかんの患者の学校生活、たばこは発作の原因か

たばこはてんかん発作を引き起こす誘引にはならない、とされています。 また、抗てんかん薬にも影響を与えないとされています。 ただし、てんかん発作はリラックスしている時に起こることが多いので、ほっとしてたばこの火をつけて、そのまま発作で倒れてしまうと火事を出してしまう恐れもあります。 直接影響を与えることはないですが、発作が起きた時に危険なので注意したほうがいいでしょう。 また、たばこ自体が体によくないものなので、なるべく吸わないのが理想です。 てんかんだと普通の学校生活を送れないと思われがちですが、そんなことはありません。 ほとんどのてんかん発作は、抗てんかん薬を飲んでいれば発作を防ぐことができます。 ただ、抗てんかん薬は強い眠気を催すものが多いので、その眠気の影響で学業に支障が出てしまう可能性はあります。 そういう時に、眠くなるのが嫌だから勝手に薬の服用をやめてしまう患者さんもいますが、これはとても危険です。 薬の作用で発作が抑えられているだけなので、飲まなければ発作が再発する危険性があるからです。 もし眠くて勉強ができないという場合には、主治医に相談して眠くなりにくい薬に変えてもらうなどして対策しましょう。 しばらく発作が出ていないからといって、勝手に薬の服用をやめてしまうのは危険です。 逆に言えば、薬を飲んで発作を予防することができれば、普通に学校生活を送ることができるということです。 また、周囲も病気のことを理解することが大切です。 てんかんは身近な病気な病気で、誰がいつかかってもおかしくないです。 もし発作が起きてしまったとしても、周囲が病気について理解できていれば正しく対処できて、危険を回避できる可能性も高まります。

2019年07月16日